フリューブルグンダーとは
フリューブルグンダーはシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)よりも少し早く収穫されるブドウです。名前のとおり兄弟品種で、Frühとはドイツ語で早い、spät は遅い、そしてBurgunder はブルゴーニュの事です。
シュペートブルグンダーはもともとフランスのブルゴーニュの品種で、ブルゴーニュワインといえば赤はピノ・ノワールですから、ブルゴーニュワインと同じ品種のブドウなのですね。
さて、その早生の品種フリューブルグンダーと言えばアール地方が有名な産地。果実味とミネラル感のあるワインが生産されます。
どのくらい希少なワインなのでしょう
2021年の統計ではフリューブルグンダーの作付け面積はドイツで228ヘクタール、33ヘクタールがアール地方、50ヘクタールがファルツ地方で77ヘクタールがラインヘッセン地方です。ドイツの赤ワインの総作付けは32,000ヘクタールですからドイツの赤ワインのだいたい1,000本の内で7本程度です。これはあくまでも数字上です。作付け面積あたりの収穫するブドウの割合を考えると、もっと希少かもしれませんね。
ア-ル地方では大切な品種
総作付け面積はファルツ地方27,500ヘクタール ラインヘッセン地方が23,800 ヘクタールに対して アール地方は531ヘクタールですから、ほかの地方が1%にも満たない作付けに対してアールは6%以上の割合で栽培しています。
それだけアール地方に於いてはシュペートブルグンダーは大切な品種なのですね。
じまん話
そして、そのアール地方の中でも4ヘクタールの作付け面積で栽培しているのがクリーヒェルのワイナリーなのです。つまり、ドイツのフリューブルグンダーの60分の1を醸造している訳です。そんな希少なフリューブルグンダーをクリーヒェルは惜しげもなく日本に輸出してくれます。
一般的なKlasskerなら5,500円から、公的な評価を数々いただいたKultweineは13,200円で販売しています。是非一度お飲みください。
皆様への御礼
Vitahr開店から1か月、本当に多くの方からご支援を頂き、思いもかけない販売をさせて頂きました。あらためて御礼申し上げます。
その中で、素晴らしとの評価があれば、これはもう一つと言う評価もありましたが、ワインは嗜好品ですから当然だと思います。
ただ、配送料が高いので二の足を踏む、との話がいちばん辛い評価でした。
実費なのですが、それば私どもの内部の話でお客様には関係ありません。
ドイツのクリーヒェルとも相談し、今後の展開も視野に入れて、より多くの皆様飲んでいただきたい気持ちから、2024年末までは配送料を全国無料にすることにしました。
本音で言えば大変です、でも支払うお客様も大変です。なので決断しました。
ドイツからの輸送コストを削減し、ユーロがもう少し安くなることを期待して努力します。
この期間に、是非いろいろなワインを飲んでみてください。
ありがとうございます。
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